年間1000冊近くの本を多読していると、「うわー、なんか読みにくいなぁ」と思うような本にも、よく出会います。
まぁ、そんなときは「無理して全部を読もうとしない」ということが、時間を無駄にしない一つの方法です。
最近でいえば、ベネディクト・キャリーの「脳が認める勉強法」という本が、私にとってはそうでした。
パラパラパラと、ざっと眺めるように読んではみるものの、どこが大事なのかが見えてこない。
そういうときに役立つのが、実は「Amazonのレビュー」だったりします。
「この本読みにくいなぁ」と思ったときは、その本のAmazonのレビューを見ると、レビュワーの方が概要をまとめてくれていることも多々あるので、そこを、まず参考にすることで「あ、なるほど、そういうことを言ってる本なのか」というヒントが見つかり、読みやすくなることもあります。
実際、ベネディクト・キャリーの「脳が認める勉強法」という本に関しては、「面白かった3章4章5章の100ページだけで600円くらいなら5つ星」というレビューがあったので、「あ、3章から読んでみようかな」という気に私はなりました。
また、読みにくい本に出会ったときは、GoogleやYahoo!で「本の名前 書評」で検索して、すでに読んだ人の書評ブログなどをチェックして、ある程度の内容をつかんでから読み始めるというのも、とても効率の良い読書法です。
実際、年間1000冊の多読を行い、かつ、それを仕事に活かそうと思えば、何の工夫もなく、まともに最初から最後まで読んでいたら、いくら時間があっても足りません。
なくなるお金ではなく、なくならない知識をためるためには、読書の方法にも工夫が必要なのです。
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