今でこそ、テレビの情報番組からお声かけ頂き、専門家という立場で情報発信させていただけるようにもなりましたが、以前の私にとっては「テレビは見て楽しむもの」であり、決して「自分が情報発信する場」ではありませんでした。
テレビというメディアは、公共性も強く責任あるメディアという側面があるので、誰もが自由に情報発信できるわけではありません。
しかし、誰もが自由に情報発信できないぶん、その影響力はやはり絶大です。
タレントや芸能人ではない、私のようないわゆる一般人がちょこっとテレビに出ただけでも、いろんな方から「時枝さん、テレビ見ましたよ」と言われたり、会社に仕事の依頼の電話がかかってきたりもします。
そういった意味では、こうやって「ブログ」というメディアを使って情報発信するのとは、まったくわけがちがうな、と思うわけです。
ブログ、メルマガ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム・・・
こういったメディアは、誰もが平等に自由に情報発信できるメディアです。(もちろん公序良俗に反しない程度に)
「おなかすいたー」「ひまー」というような、誰の役にも立たないような情報であっても何の制約もなく発信することができます。
その点、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍は、誰もが自由に情報発信できるメディアではありません。
言葉は適切かどうかはわかりませんが、選ばれた人間が情報発信する場所。
それが、テレビやラジオ、雑誌、書籍などの公共性の高いメディアの特性なのかなと。
そう考えると、ほんの10年前まではブログくらいしかやっていなかったような私が、本を出版したりテレビで話したりするようになったというのは、自分自身の情報発信のステージが上がったからなのかなと、そう思ったりもするわけです。
講演会や講習会などで自己紹介を行う時に話すこともあるので、ご存知の方も多いかもしれませんが、私は、不慮のアクシデントで数千万円単位の借金を会社員時代に抱えていました(もう10年以上前の話ですが)
まわりに誰も助けてくれる人もおらず、借金を返すために借金を繰り返すという悪循環に陥り、自暴自棄になっていたときに、たまたまネット検索でアフィリエイトを見つけ、「ブログを書いてお金が稼げるなんて本当か?」と半信半疑で副業を始めた。
その後、わずか1年でアフィリエイトで月500万円以上稼げるようになった。
というのが、私が起業するキッカケとなった過去の経験です。
つまり、私にとっては、「ブログでの情報発信」というのが人生を変える大きなキッカケとなったわけで、そういう経験をしているからこそ、情報発信力の重要さが身に染みてわかります。
今の時代、情報発信力が収入を大きく左右する時代と言っても過言ではないでしょう。
今後、このブログでも「情報発信力」については、もっともっと掘り下げて話題にしていこうと考えています。
お役に立てれば幸いです。