ブログを書いて広告収入を得ることで生計を成り立たせているような人は、今の時代、いくらでもいます。
それこそ私は、毎年毎年、アフィリエイトに関する講習会やセミナーを開催していますので、ブログやウェブサイト、ツイッター、フェイスブックで情報発信しながらアフィリエイト広告収入を得て生活しているような方は、ほんと数えきれないくらい知っています。
私自身も、2005年から2006年にかけて、アフィリエイトを副業で取り組んでいた時期は、それこそノートパソコン1台で月500万円以上アフィリエイト広告収入を稼いでいました。
今では、雇用を生み出し社会に貢献することが自分の役割だと思ってますので、会社をつくり組織化して事業に取り組んでいますが、極論、私1人が食べていく程度であれば、ブログを書くだけでも食べていけると思っています。
私は、そういう道はあえて選びませんでしたが、ブログやウェブサイトなどで情報発信しながらアフィリエイト広告収入を得て生活できるようになれば、好きな時に起きて、好きな時に眠り、好きな時に仕事するという生活を送ることだってできます。
ひと昔前に、勝間和代さんの「新・知的生産術」(出版社:ダイアモンド社)という本が話題になりましたが、私たちが取り組んでいる「アフィリエイト」というビジネスも「情報をインプットしてアウトプットする」ということを行うので、ひとつの「知的生産」のカタチと言えるでしょう。
知的生産性を上げるために、イメージしてほしいことがあります。
それは、「情報こそが現代の通貨である」ということです。
もし、私たちが人よりも良質の情報を持っていれば、あるいは上手に情報を加工して新しい情報を生み出すことができれば、どんな形でもそれを通貨に変える(お金を儲ける)ことができます。
逆に、どんなにいまお金を持っていたとしても、適切な情報を持っていなければ、お金を簡単に失ってしまいますし、またどんなにお金を儲けたいと思っていても、適切な情報なしにお金を儲けることは、不可能なのです。
したがって、知的生産性を上げるというのは、情報をいかに上手に入手し、自ら加工し、出力し、それを儲けにつなげるかということと同じなのです。
これが、情報は通貨であると考える所以です。
「新・知的生産術」著者:勝間和代/出版社:ダイアモンド社
たとえば、「ある商品のレビュー記事をブログに書いてアフィリエイトで稼ぐ」というのも、いったん、その商品の情報を入手し、レビューという形式に加工し、ブログというメディアを使って出力して儲けにつなげるので、勝間さんがおっしゃってることは、まさに的を射ています。
情報こそが現代の通貨である
私自身も、ブログ、ウェブサイト、メールマガジン、書籍、テレビなどのメディアを通じて情報発信を行うことで稼いでいる人間なので、それは本当によくわかります。
いかに、自分の知的生産性を上げていくか
これこそが、今後、日本で、いかに楽に生きていくかということにもつながるのではないか
極論、そうも思えるわけです。
「知的生産」という言葉は、梅棹(うめさお)先生が生み出した
「知的生産の技術とセンス」(著者:堀正岳 まつもとあつし/出版社:マイナビ)
個人の知的生産性を高めていくことの重要さについて説かれた本は、私が生まれるよりも以前、1969年(昭和44年)に梅棹忠夫先生が書かれた「知的生産の技術」という本が名著として知られています。
1969年当時は、まだインターネットが普及しておらず今とは環境が全く異なるので、紹介されている道具(ツール)はもはや過去のものだったりはしますが、「いかによみ、いかにかき、いかにかんがえるか」という普遍的な考え方をしっかりと学べるので、時代は変われどおススメの一冊です。
他にも、知的生産に関する名著としては「知のソフトウェア(著者:立花隆/出版社:講談社)」や「超整理法(著者:野口悠紀雄/出版社:中公新書)」などが広く知られていますので、まずはこういった時代を超えて多くの人に読まれている名著から学ぶことで、自身の知的生産性を高めていくのもひとつの方法ではないでしょうか。