私は、仕事柄、女性誌にも、ひととおり目を通しています。
理由はいくつかあるのですが、まずひとつは、女性の消費行動やライフスタイル、トレンドなどを把握するため。
ただまぁ、雑誌は昔ほど売れなくなったとも言われていますし、最近では「MERY」や「4meee!」「4yuuu!」「Antenna」などのキュレーションメディアが流行しているので、そのあたりのWEBメディアにも並行して目を通しながら、世の女性たちが、どんなことに興味を持ち、どんな消費行動を起こしているのかなどを、日々、研究しています。
また、女性誌に掲載している広告をチェックすることで、「どの世代の女性に、どのような商品が売れているのか」ということも、見方によっては把握することができます。これも私が女性誌に目を通す理由です。
ご存知の方も多いとは思いますが、ほとんどの女性誌は、ある程度、読者ターゲットを絞ったうえで発刊されていますので、「CanCamを読むのは20代前半の女性」「CLASSYを読むのは20代後半~30代前半の女性」「VERYを読むのは30代後半~40代後半の女性」というように考えることができます。
どの雑誌を、どの世代の女性が読んでいるかは「日本雑誌協会」や「日本雑誌広告協会」のサイトを見ると、おおかたつかめるので、それをもとに、それぞれの女性誌に、どんな広告が掲載されているかを見ていけば、「どの世代の女性に、どのような商品が売れているのか」ということもわかってくるのです。
他にも、女性誌に目を通す理由として「女性が目を止めるキャッチコピー、フレーズを学ぶのに役立つから」というのもあります。これが3つめの理由。
コンビニや書店で売られている女性誌は、各社、表紙のキャッチコピーやフレーズには特に力を入れています。
なぜなら、数多く並んでいる女性誌の中から、なんとかして手に取ってもらいたいから。
キュレーションメディアの記事タイトルなども、読者に読み進めてもらうために多少は工夫されていますが、やはり、その点は、まだまだ書店やコンビニに並ぶ女性誌にはかなわないような気がします。
やはり、そのあたりはWEBの媒体と違って、紙の媒体は印刷して市場に出回ったら修正がきかないこともありますし、長年の経験というか出版社としてのプロの仕事なんでしょうね。
私の5作目の著書「副業で100万円稼ぐ!カンタン最強アフィリエイト」にも書きましたが、最近は、ライフスタイルの変化により、新聞は読まない、雑誌も読まない、見るのはネットだけという人も増えているのは事実です。
しかしながら、アフィリエイトも含め、なんらかのビジネスで成果を出したいと思っているのであれば、新聞、雑誌、書籍などの良質な文章に触れておくことも、とても効果的ではないかと私は考えています。