新幹線のグリーン車に乗ると、客室乗務員の女性の方がいつも「おしぼり」をくれます。
その「おしぼり」を見ると、メンズエステ「ダンディハウス」の広告が。
ふと、「いったい、この広告、いくらなんだろう?」と思ったので、ちょっと調べてみました。
東京~新大阪
配布期間:3ヶ月/配布本数:約150万本/¥6,300,000(税抜)
配布期間:1年/配布本数:約600万本/¥24,000,000(税抜)
新大阪~博多
配布期間:3ヶ月/配布本数:約40万本/¥2,000,000(税抜)
配布期間:1年/配布本数:約160万本/¥7,200,000(税抜)
ふむふむ。
なかなかの金額です。
計算してみると、1本あたり4円~5円。
で、メンズエステ「ダンディハウス」の平均客単価を「1人あたり30万~50万円」と推測して、仮に30万円としてみると、3ヶ月で40万本配布して7名の新規顧客が獲得できれば売上は210万円。
もちろん、広告のクリエイティブにも費用はかかるので、その3~4倍以上の売上は欲しいと仮定しても、20~30名の新規顧客の獲得があれば黒なのかな?
そんな感じで、推測を楽しんでみました。
実際、グリーン車のおしぼり広告に関しては、まったく未知の世界ですし、データもあやふやで、それで黒なのか赤なのか皆目見当つきません。
しかし、日常の些細なことにも興味を持ち、いろんな推測や仮説を立てながら、自分のアタマをトレーニングすることは、私たちの仕事では重要なこと。
で、これ、「グリーン車」ってところがミソなんですよね。
グリーン車には、女性のお客さんもいるのはいますが、やはり客層的には、そこそこお金は持っていて、かつ、女性にモテたいと思ってる男性客がけっこう乗ってます。
「どう見ても愛人関係だろ、あの二人」みたいな謎の組み合わせのお客さんも、けっこう見かけますしね、グリーン車では(笑)
そう考えたら、3ヶ月で200万円かけて40万本おしぼり配れば、愛人だ不倫だというような男性客が20~30人はヒットするのでしょうか(笑)
おあとがよろしいようで。
