世の中には、仕事の速い人、遅い人がいます。
もちろん、喜ばれるのは仕事の速い人です。
仕事の遅い人ほど、事前の計画を入念すぎるほどに行ったり、物事を丁寧に進めようとします。
しかし、仕事の遅い人間がそんなことをしている間に、仕事の速い人間は最短距離でゴールに突き進み、先へ先へと仕事を進めていきます。
そして、仕事が遅い人が計画や準備が終わり、さぁ仕事に取かかろうとする頃には、仕事の速い人間はとっくにそれを終わらせているのです。
仕事の遅い人ほど、ステップ1、ステップ2という感じで計画や段取りを重視しますが、実際のところ、今の世の中、ほとんどの仕事は計画や段取りなど、どうでもよくて、「いかに途中の無駄をショートカットして、最短距離で仕事を終わらせることができるか」が重要なのです。
こう言うと、「でも、雑な仕事ではダメでしょ?丁寧に仕事はやらないと」と思う人もいるかもしれませんが、それは違います。
丁寧なのは当たり前、質が高い仕事も当たり前、そのうえでスピードを重視するんです。
たとえば、パソコンを使う仕事ひとつとっても、仕事の速い人間は、あまりマウスを使いません。
それこそ、キーボードショートカットキーを熟知していて、仕事の遅い人間がチンタラチンタラとパソコン作業をしているのを横目に、同じ仕事を一瞬で終わらせてしまいます。
仕事の速い人間からすると、マウスでクリック、クリックという時間すらもったいないのです。
優秀な人間と、そうでない人間の違いは、仕事の無駄をどれだけ省くことができるかという能力の違い。
そう言っても過言ではないでしょう。
今からでも遅くはありません。
どんどん、あなたのまわりの無駄を省いていきましょう。
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