マーケッターの権威として名高いセス・ゴーディンが、「TED」という講演会でこんなことを話していました。
欲しいものを手に入れ、起こしたい変化を起こすためには、アイデアを広める方法を考えつかなければいけません。
コーヒーショップを経営していようが、知識人であろうが、ビジネスを経営していようが、気球を操縦していようが関係ありません。
何をしていようとも、みんなに当てはまるものだと思います。
私たちは「アイデアの拡散」という世紀に生きているのです。
そのアイデアがなんであれ、それを広めた人が勝者です
(セス・ゴーディン)
まったく、その通りではないでしょうか。
私は深く共感しました。
そして、その講演で、セス・ゴーディンは、こんなことも言ってました。
「何が口コミで広まっていくのか、何がなされ何が変わるのか、何が買われ、何が建設されるか」を決める要素は、それが注目に値する(remarkable)かどうかです。
「remarkable」という言葉はとてもクールな言葉です。
カッコいいという意味だけではなく、誰かに伝えたくなる(remarkする)、価値がある、という意味があるからです。
これがアイディアの拡散が向かっていく本質なのです。
(セス・ゴーディン)
自分の会社、お店、商品、サービスがどうすれば口コミで広まるのか?
なんらかのビジネスに取り組んでいれば、誰もが考えることです。
なぜなら、口コミで広まるのが、どんなマーケティング手法よりも、リーズナブルで、効果的だからです。
セス・ゴーディンは、何が口コミで広まっていくかについて、
・それが注目に値するかどうか
・誰かに伝えたくなる価値があるかどうか
ということが重要だと述べています。
あなたの会社、お店、商品、サービスははたして、注目に値するでしょうか?
誰かに伝えたくなる価値があるでしょうか?
そういったことを、いまいちど、深く深く考えてみると、案外、突破口が見つかるものです
なお、私は以前、自分が経営する飲食店を、わずか半年で、まさに「口コミ」の力で繁盛店にすることに成功しました。
その「口コミのチカラ」のおかげで、テレビの取材も、次から次へと、オファーが舞い込みました
これも、セス・ゴーディンが言うところの「誰かに伝えたくなる価値」を、しっかりと構築して、広めることができたから。
そのように考えています。
最後に、セス・ゴーディンの動画を紹介しておきますので、ぜひご覧ください。