以前、こちらの記事で「読者をひきつけるための見出しの3要素」という内容の話をしましたが、世の中には、1分39秒、じっと沈黙しているだけで、お客さんを狂喜乱舞、大興奮させ、失神までさせてしまう。
そんな、とんでもない人がいました。
1分39秒、じっとしているだけで、お客さんを魅了し、失神する人まで出てきてしまう。
それが、マイケル・ジャクソン。
1992年、ルーマニアのブカレストでのコンサートでのオープニング
マイケル・ジャクソンは、ステージに登場してから1分39秒もの間、立ったまま、微動だにしませんでした。
そして、1分39秒後、首だけを動かすこと、7秒。
さらに、ゆっくりと、11秒もかけてサングラスをはずし、
ターンを決めて、オープニング曲の「JAM」を歌い始めるまでに、登場から2分もの「間」がありました。
この「間」によって、観客は、狂喜乱舞、大興奮状態となり、歌い始まる前から、失神して運ばれていく人が続出。
マイケル・ジャクソンのファンの間では、この1992年のブカレスト公演の登場シーンは、マイケルのひとつの奇跡的な「伝説」として語り継がれています。
人をひきつける方法は、たくさんありますが、約2分間、じっとしているだけで観客を魅了するマイケル・ジャクソン。
この絶妙すぎる「間」
観客の期待感を最高潮まで煽る
「早く聞かせてくれ!見せてくれ!」
お客さんを熱狂させまくる
決して誰にも真似できない神がかったパフォーマンスではありますが、我々のビジネスにも、何か通ずるところがないでしょうか?
今回、このマイケルの動画を以下に紹介しておりますので、よかったら、お時間があるときにでもご覧になってみてください。
ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]
マイケル・ジャクソン
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