少し前の話になりますが、福岡の経済誌「ふくおか経済」の2015年11月号に、弊社の取材記事が掲載されました。
ちなみに、表紙は、福岡市長の高島宗一郎さんでした。あ、高島市長も名前に「宗」という字がつく方なんですね。今、気づきました(笑)
と、それはさておき。
今回の取材記事で私は、以下のようなことを述べさせていただきました。
「インターネットは、ただの道具にすぎない。でも、使いようによっては、まるで”うちでのこづち”のように会社や人を豊かにしてくれる。その使い方を、より多くの人々に伝えていくことが、私たちの役割である。」
このフレーズこそが、私たちの会社「インターネットビジネスアソシエイツ(通称:IBA)」のミッションです。
私が、アフィリエイトの書籍や、SEOの書籍、検索キーワードの書籍、フェイスブックの書籍などを出版してきたのも、それが会社のミッションに沿うものであり、私の社会に対する役割だと思ってのことだったりもします。
また、現在の我が社の中核となる事業のひとつとして、アフィリエイトスクールの運営も行っていますが、この事業を通じて、より多くの人にアフィリエイトで稼ぐ実力をつけていただくというのも、会社のミッションに沿うものであり、我が社の役割でもあります。
私たちは誰もが、様々な役割を担っています。
スティーブン・R・コヴィー博士が書いた世界的名著「7つの習慣」を読むと、役割とは「私たちが責任を負っている領域」であり、夫・妻、父・母、友人など個人としての役割、仕事上の役割というように誰もが様々な役割を担うと書かれています。
仕事上の役割とひとことで言っても、社長、部長というような立場的な役割があったり、営業、顧客サポートというような職種的な役割もあるでしょう。
要は、その領域の中で、自分がどのように責任を果たすか。どのように生きていきたいのか。
また、「地域社会という枠組みで自分の役割なども考えていくと、より自分自身の人生も豊かになっていく」ということも、ここ数年、身に染みて実感していることでもありますが、とにもかくにも、豊かな人生を送るためには「自分の役割」と真剣に向き合うことが大切な気がするわけです。
また、現代経営学の第一人者であるピーター・ドラッカー博士の著書「マネジメント」には、こんなことが書かれています。
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組織を社会に貢献させるうえでは、基本とすべき次の3つの役割がある。
第1に自らの組織に特有の使命を果たすことである。
第2に仕事を通じて働く人を生かすことである。現代社会においては、組織が、生計の源、社会的な地位、コミュニティとの絆、自己実現を手にする手段である。
第3に自らの組織が社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題の解決に貢献することである。
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2006年にインターネットビジネスアソシエイツという会社を創業して、今思うことは、やはり、我々は会社組織である以上、社会の問題の解決に貢献できる組織である必要もあり、社会に良い影響をもたらすために雇用も生み出し、我々特有の役割を果たしていく。それが、とても大事なことだと。
ひと昔前に、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本が流行りましたが、40歳の経営者の私がドラッカーの『マネジメント』を読んだら、そんなことを思うわけです。